· 

CASE9−3 赤ちゃんの苦しいサイン

喜びも束の間、

妊娠36週のNSTで赤ちゃんが苦しいサインを出したようで、

看護師が先生をよびました。

すると先生が、

「もしかしたら、臍帯が赤ちゃんの首に巻いているかもしれない。

それで苦しいサインを出したのかも。

念の為、入院して様子をみましょう。」

と言われました。

3日間、

毎日NSTをとりましたが、

赤ちゃんの心音に異常はなく、

無事退院しました。

 

 

 その2日後の入浴中に、

ドバッと出血がありました。

「ん?おしるし?こんなに出るの?」

と思いながら、

産婦人科医の友人に電話をしました。

「おしるしが出たんだけど、ちょっと塊も出たんだよね。」

と言うと、

「塊はちょっと気になるね。普通は塊は出ないからね。」

と言われました。

その日の夜は、

周期的に繰り返すおなかの張りで、

横になって楽になってを繰りかえしていたので、

念のため病院に電話をかけました。

すると、

「数日前にも入院されていたので、念の為、病院に来てください。」

と言われ、

夜中1時すぎくくらいでしたが、

夫を起こし、

車で病院に連れて行ってもらいました。

着くとすぐにNSTモニターを付けてもらいました。

「赤ちゃんの心拍が落ちています。」