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CASE7ー7 帝王切開で良かったんだ

手術中は

 

ただただ元気に産まれることだけを願っていたのですが、

 

いざ産まれると、

 

赤ちゃんが泣かなくて、

 

元気もありませんでした。

 

その姿を見て

 

「あ、やっぱり帝王切開で良かったんだな。」と思ったんです。

 

下から産むことを頑張っていたら、

 

今よりもっと元気がなかったかもしれないと思えたので、

 

帝王切開出産であることをスムーズに受け入れられました。

 

 

赤ちゃんが元気に泣かなかったという状態を見たことで、

 

やっぱり安全で健康が一番なんだと、

 

この選択で良かったんだ、

 

子どもが教えてくれたんだ、

 

この子がサインを出してくれたから帝王切開で産まれることができたんだなと、

 

手術台の上で思っていました。

 

周りの人達も帝王切開を肯定する言葉を言ってくれていたので、

 

私自身も「やっぱり帝王切開で良かったんだ。」と思えたのかなと思います。

 

こういう赤ちゃんの生死に関わるような経験ではなく、

 

逆子での予定帝王切開のお母さんの気持ちとはまたちょっと違うのかなぁ

 

と私自身は思っています。

 

先生たちが赤ちゃんに処置を施してくれているのを横で見ていました。

 

そのうちにパタパタ手足を動かし始めた様子を見て、

 

涙が出てきました。