手術室に入った時の印象はどこもかしこも真っ白、
光が強いという感じでした。
眩しいとまではいかなかったけど、
こんなに明るいところで手術ってするんだなと思いました。
清潔感があったので、
そういう意味では安心しました。
夫も手術室に入ることができました。
麻酔科医がずっと横にいて、
今何をやっているのか話してくれていました。
そしていよいよ赤ちゃんを取り出しますよとなった時に、
「これからゾウさんから押されているような圧迫感を感じると思うよ。」
と言われました。
その圧迫がもうあまりに痛過ぎて叫んでしまいました。
体から何かが剥がされているような感覚でした。
私の意識はその途中で無くなりました。
おそらく麻酔科医としては、
もう少し早い段階で私の意識を無くしたかったんじゃないかと思っています。
私がいつまでも起きていたので、
最後に強い薬を入れられたような気がします。
全身麻酔でした。
麻酔から覚めた直後、
あまりにもぼーっとしていて、
薬物中毒者みたいに呂律も回らないような感じでした。
赤ちゃんが出た時には、
私は麻酔薬でおかしくなっていたので、
赤ちゃんが泣いていたかどうかも全く覚えていませんし、
「Congratulations!」
という言葉も聞いた記憶がありません。
後で旦那に
「赤ちゃんって泣いてた?」
と聞くと、
「泣いてたよ。」
と教えてくれました。
生まれてすぐに写真も撮らせてもらったみたいでした。
まだ十分に血液も拭き取られていない我が子が泣いている写真でした。