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CASE54ー5 妊娠高血圧の入院生活は想像以上、病院食と“夜勤ナース”で限界に

とはいえ、

 

実際の入院生活は想像以上にハードで

 

「スパイシー」なものでした(笑)。

 

最初の限界(ブレイクダウン)は「病院食」でした。

 

アメリカの病院食は、

 

素材の旨味という概念がなく、

 

味付けのすべてが塩気。

 

しかも塩分制限があるため、

 

出てくるのは味のしないアメリカンな冷凍野菜や缶詰スープのようなものばかり……。

 

数日で

 

「もう無理!」

 

と心が折れ、

 

SNSに

 

「助けて!」

 

と書き込んだところ、

 

友人たちが手作りのスープを届けてくれ、

 

夫も毎日野菜スープを作って運んでくれました。

 

この時の人の温かさには本当に救われましたね。

2つ目の限界は、

 

「夜勤の看護師さんとのハプニング」

 

でした。

 

基本的には優しくてプロフェッショナルな看護師さんばかりだったのですが、

 

一人だけ、

 

距離感の近すぎる方がいたんです。

 

日本人の

 

「うん、うん」

 

と話を聞く姿勢が心地よかったのか、

 

夜中にお腹のモニター(NST)をチェックしに部屋へ来るたび、

 

夜11時から朝5時まで、

 

ずーっと私のベッド脇で喋り倒すんです……。

 

こちらは寝たいので、

 

あからさまにイヤホンをして

 

「寝ます」

 

という態度を取っているのに全く通じない。

 

その空気の読めなさが

 

最後はホラー映画のように怖くなってしまい、

 

極度のストレスで私の血圧が跳ね上がってしまいました。

 

「この人のせいで赤ちゃんに何かあったら耐えられない!」

 

と思い、

 

朝一番でドクターに

 

「申し訳ないけれど、担当から外してください」

 

と直訴しました。

 

自分の心と赤ちゃんを守るためには、

 

はっきりと意思を伝える強さが必要だと学んだ瞬間でした。