そこからの不妊治療は長かったです。
一度妊娠できると、
早く赤ちゃんを子宮に戻さなきゃと焦っていきました。
治療もどんどん進めたい、
どんどん高度医療にしていきたいと突き進みました。
私も仕事をしていて経済的にも余裕があったので、
医師に提案されるものはどんどん挑戦しました。
それが3年半続きました。
世の中にはお金で買えないものがあると、
その時知りました。
努力してもどうにもならないものでした。
何度も諦めようと思うのですが、
諦められないんですよね。
1回妊娠できているから、、、
1回も妊娠できなかったら、
諦められたんですけど、、、
1回妊娠して赤ちゃんのエコー写真ももらい、
母子手帳ももってて、
それらを持ってたから自分の中でやっぱり諦められなかったです。
でも、
3年半頑張ってできなくて、
主人も
「1回リセットしよう。」
と言いました。
「タイミング法は続けながら、
完全に止めるわけではないけれど、
今までの様に病院のスケジュールに追われて、
結果に一喜一憂するんじゃなくて、
自由に生活してみよう。」
と提案されたのです。
ちょうど主人が東京への転勤が決まり、
私は大阪での仕事があったので、
別々に暮らしながら生活しようとなったのです。
その時の主人の上司もとても良い方で、
「子作りがしたいので、
タイミングの時には大阪に帰らないといけない。」
と伝えると、
上司として協力することを約束してくれたのです。
そして、
本当にタイミングの時には大阪に帰ってきてくれていました。
その年の4月から東京と大阪で別々に暮らし、
3年半も不妊治療していたのに、
なんとその年の8月には妊娠できたのです。
諦めて別々のことをして、
気持ちも解放されて、
毎月、
生理、生理、生理とずーっと計算するあの世界から抜け出せたことが、
良かったのかもしれません。
今まで子どものことばかり考えていましたが、
乗馬という趣味もあったので、
どうやったら馬に上手に乗れるかとか、
どうやったら速く走れるかということを考えるようになったのも
すごく良かったようにも思います。