出産の始まりはinduction(誘発)でした。
誘発剤を選んだのは
出産中に不安障害が発症するのが怖かったからです。
acute anxiety(急性不安障害)が出た時に飲むお薬というのは、
出産中は赤ちゃんに影響が出てしまうみたいで、
飲めないのです。
症状を抑える薬がないということが怖くて、
controlled environment(ストレスから守られている状況)にいる方がいいなと思い、
when/where/how(いつ・どこで・・どのように)がわかる状態に
身を置こうと思ったのです。
無痛分娩も希望しました。
友達とドゥーラと夫を連れて入院しました。
陣痛誘発剤は錠剤から始まって、
次は点滴になり、
順調に進みました。
そして、
陣痛が来るようになり、
耐えられなくなったところで
硬膜外麻酔を入れてもらいました。
麻酔科医が言うには、
私は頚椎と皮膚の距離が薄かったらしく、
麻酔が利きやすかったのです。
局所麻酔を打っただけで、
足の感覚が無くなりました。
その後、
麻酔科医が硬膜外麻酔を打ち始めたら、
体が震え始めました。
血圧は下がるし、
呂律は回らないし、
意識は朦朧とし、
周りが
「あれ?」
と慌てふためきました。
でも、
麻酔科医は冷静で
「麻酔入れるとこんな感じになる患者さんも結構いるから、
様子を見よう。」
と言ってくれたので安心しました。
ドゥーラがマッサージをしてくれて震えがおさまり、
ようやく薬が効き、
痛みも無くなってきました。
そして、
尿道カテーテルを入れ、
陣痛促進剤も再開し始め、
子宮口は7cmくらいまで順調に開きました。
睡眠不足のせいで途中で意識が飛んで、
気づいた時には熱が出始めていました。
子宮内感染を起こしたのでした。
熱が高かったのと、
その時点で入院してから3、4日経っていたので、
「体力は全て消耗しているし、
7cmくらいから促進剤を入れれば入れるほど、
赤ちゃんの心音が下がってくる」
と医師に言われ、
「あなたの熱も上がっていて、
二人とも危ない。
もうちょっと待ってもいいけれど、
本当に危ない状態になったら緊急帝王切開です。」
と言われました。