手術当日の夜はそんなに痛みはありませんでした。
翌日の方が痛みは強かったです。
出産してから12時間後には
歩けと言われたのが、
拷問に感じました。
「絶対に無理、無理、無理!」
と言っているのに、
それでも
「歩け、歩け!」
と言われたのが嫌でした。
歩けないのに歩かされている感じとでも言いましょうか、
歩くしかないんだろうなと、
絶望を感じながら歯を食いしばって歩きました。
さらには子宮に溜まった血を出すために、
定期的にお腹をグリグリされるのが痛くて怖くて、
処置中はずっとベッド柵を握って
やり過ごしましたが、
恐怖でした。

母児同室だったのですが、
出産当日は私も夫も産後ハイで、
赤ちゃんは寝ているのに、
私達は全然眠れず、
二人で
「命を授かったんだね。」
という話で盛り上がっていました。
その後は
赤ちゃんは全然眠ってくれませんでした。
帝王切開だったので、
3日間入院しました。
その間に優しい看護師と怖い看護師が交互に担当になり、
世の中ってうまく出来てるな、
こういうものなんだろうなと感じ、
怖い看護師さんが担当の時は
ピリピリした緊張感を感じていました。
怖い看護師と感じたのは、
「最後に授乳したのはいつ!?」
「最後にオムツを替えたのはいつ!?」
と責められているような質問をされたり、
「電気1個は点けておけ!」
と言われたりしたからです。
明かりがあることで、
より一層、
寝たいのに眠れませんでした。
出産ドゥーラの方には
出産中に24時間病院で付き添ってもらったので、
産後に来てもらうことはありませんでした。