· 

CASE42−4 陣痛誘発剤の痛み

午後1時頃に病院に着きました。

 

個室がすでに用意されていて、

 

入院手続きのような諸手続きを済ませ、

 

採血をし、

 

到着してから2時間後には点滴が始まりました。

 

医師からバルーン

 

(子宮頸管に器具を入れ、器具が膨らむ過程で、子宮口を押し広げるもの)

 

の提案もありましたが、

 

日本人には不快感や痛く感じる人が多いと聞いていたので、

 

それはお断りしました。

 

バルーンは無しで、

 

誘発剤の点滴だけでしたが、

 

誘発剤を入れた12時間後には陣痛が起き始め、

 

とても痛かったです。

 

その時は今までで感じた痛みの中で一番痛いと思いました。

 

アメリカでは痛いというアピールをしないと

 

硬膜外麻酔を入れてもらえないという話も聞いていたので、

 

痛みを感じたらすぐに看護師さんに伝えていました。

 

その夜、

 

痛みに対してモルヒネを使ってもらいました。

 

私にはとても良く効いたようで、

 

久しぶりに3時間ほどぐっすり眠ることができました。

 

 

深夜の3時頃に子宮口チェックしたのですが、

 

36週の時の妊婦健診では子宮口が0.5cm、

 

そこから3週間経ち、

 

今は陣痛誘発剤を使って9時間経ったのにもかかわらず、

 

1.5cmしか開いていませんでした。

 

愕然としました。

 

ルヒネで痛みは取れているので、

 

楽なんですけれど、

 

子宮口が全部開くのはいつになるの?という気持ちでした。

 

その後もまた

 

痛みが出始め、

 

その時はフェンタニルを使ってもらいました。

 

しばらくは楽になりましたが、

 

ドゥーラさんやアメリカで出産されたことのある人や夫の知り合いからも、

 

とにかく硬膜外麻酔は早めに入れてもらった方が良いと言われており、

 

早く入れてもらうことしか考えていなかったので、

 

とにかく大げさに

 

看護師が来るたびに、

 

「痛い!」ということをアピールして硬膜外麻酔を入れてもらいました。

 

誘発剤を始めてから12時間の時点で子宮口は2cmでした。