SNSで
「帝王切開で産まれた子は〜。」
とか
「帝王切開で産まれた子の特徴」
とか、
書かれている内容など、
「帝王切開」と一括りにされている記事を見ると、
良い気はしません。
そういった話題を見たくないし、
聞きたくないなと思います。
元々、
予定していた帝王切開だったら、
自分の予定していた通りのスケジュールで
出産は進んだのかなと思います。
でも、
今回は時間がかなりかかってから帝王切開であり、
スケジュール通りに進むということが私には起こりませんでした。
もし次、
第二子がやってきてくれたら、
多くの病院で帝王切開になるとは思いますが、
予定帝王切開であれば
事前に覚悟して出産に臨めるなと思っています。
今回、
私は帝王切開出産の準備をしていなかったし、
例え帝王切開の人の話を聞いていたとしても、
「私は下から産むしなぁ。」
と他人事のように感じただろうなと思います。
予期せぬことだったから、
帝王切開出産で良かったという感覚は私にはありませんでした。

私にとって帝王切開は、
メスを身体に入れるなんてことがどうでもよくなるくらい、
それ以上に得たもの(健康な赤ちゃん)が大きいので、
今となっては辛い産後の記憶とかも良い経験だったなと、
ようやく今、少し感じられるようになってきました。
今はそう思えてますけど、
出産直後は腰痛がひどくて、
運動とか歩いたりということを
妊娠中に全然していなかったので、
自分の妊娠生活が良いものでなかったから、
産後に体がボロボロなのかなと
自分を責めたりしていました。
母に
「小さく産んで大きく育てる。」
とか
「たくさん動いたほうが良い。」
という言葉を聞かされ、
私の頭の中にそういう考えがあったので、
実践できていないことが駄目だったんだろうかとも感じました。
腰が痛くても歩いておけば良かったのかなと思います。
帝王切開で出産して赤ちゃんが元気に生まれてきてくれたことは、
自分の中で唯一救われた事だったかなと思うようにしています。
辛かったことも嬉しかったことも全てを
今になって漸く受け入れられるようになった気がします。