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CASE3ー4 後押ししてくれた夫の言葉

一人目を流産していることもあり、

 

年齢的なことを考えると二人目は二歳差とも考えていましたが、

 

早めに欲しいなとは思っていました。

 

ただ、子育ても忙しいし、

 

もう少し後にしてもいいかなと思っていた矢先、

 

二人目がお腹の中にやってきてくれました。

 

やってきてくれたら、

 

もう「産む」その一択でした。

 

どういう風に産むのかという話を夫とした時に、

 

「帝王切開でいいんじゃない?無事に産まれてきてくれたらそれでいいよ。」

 

と言ってくれましたが、

 

「私は帝王切開を受けた時、こんなことを思っていたんだよ。」

 

と初めて夫に辛かったことを打ち明けました。

 

すると夫は

 

「安全に産まれてきて、今、元気だし、何の問題もないし、良かったよね。」

 

と言い、今となってはそう言ってくれて嬉しい気持ちなのですが、

 

当時は「そうだね。辛かったね。」と共感してくれたらいいのにと思っていました。

 

 

 

 

 実の母も

 

「帝王切開で良かったと思うよ。2日間も頑張ってたし。帝王切開、悪くないよ。」

 

と言ってくれました。

 

「帝王切開で産んでしまったね。」

 

と言う親もいるという話を聞くと、

 

そういう親じゃなくて良かったなとは思うのですが、

 

「そうじゃない!安全に産まれてくるのが良いことは分かってる!そうじゃないの!」

 

という思いは変えられませんでした。

 

しかし、出産方法に関して話し合う中で

 

「私はTOLACをしたい。」ということを話したら、

 

夫は

 

「安全かどうかという確認はするけれど、

 

やりたいんだったらやったら。

 

自分は出産をしたわけではないから、

 

どう思ったかということは実体験じゃないとわからない

 

と思うから自分がやりたいと思うんだったらやったらいいよ。」

 

と後押ししてくれました。