入院生活を終え自宅に帰ると、
とても安心したことを覚えています。
入院中はシャワーもきちんと浴びられなかったので、
とても気持ちが良かったです。
母はアメリカで慣れない場所だったから、
あんまり手伝ってあげられなかったと言っていますが、
お赤飯を炊いてくれたり、
部屋を綺麗に整えてくれて本当に助かりました。
家に帰ってからは赤ちゃんが泣いていると
「あ〜、起きなきゃ。」
と思うのに、
起き上がるためにはお腹に力を入れなきゃいけない、
でも力を入れるとお腹が痛くて起き上がれない、
そんなことばかりでした。
まだ痛み止めを内服していました。
内服していれば、
まだ動けましたが、
薬の効果が切れる瞬間が分かるくらい痛かったです。
母は産後1ヶ月までいてくれたのですが、
毎食食事を作ってくれて、
それがなかったら回復が遅れていただろうなと思います。
母が帰る直前には、
私も家の周辺を散歩できるくらいには回復していました。
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夫は職業柄、
裁量業務の様に働いているので、
育休を厳密には取りませんでした。
彼の中では育休と言わなくても、
この期間はセーブすると事前に決めてくれていて、
職場の上司や同僚と調整を行っていたようです。
ただ産後1ヶ月はほとんど仕事になっていなかったと思います。
今では皆でこの時期の辛かったことを笑い話にしていますが、
当時は自分が自分ではないみたいにイライラして、
疲れて、
心無いことをたくさん言ってしまいました。
初めての出産で分からないことだらけで、
哺乳瓶の消毒、
肌着のお洗濯、
沐浴・・・1つ1つにいちいち慎重になっているところがありました。
そんな私は一緒にやってくれようとする夫に対して、
「もっときれいに並べて・洗って」
「(朝8時時点で起きていない夫に対して)なんでまだ寝てるの?」
など言葉選びのできない発言をしたりしました。