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CASE28−3 羊水が少ない

妊婦健診では、

 

体重の制限が厳しくなかったのが、

 

日本と異なる点だと感じました。

 

日本の友人に聞いたり、

 

SNSを見ると、

 

健診の度に指摘される等とても厳しい印象でした。

 

タイではあまり体重に気を遣わなくて良いというのがとても楽でした。

 

人によるし、

 

先生との相性にもよると思いますが、

 

医師は基本的に日本語ができないため(中には日本語可能な先生もいらっしゃいます。)、

 

通訳の方を介在するので、

 

意思疎通が難しいと感じられる方もいらっしゃるようです。

 

妊娠とか出産の知識が何もない状態で挑んだので、

 

特に先生に言われることに深い疑問も抱かず、

 

そういうもんなんだなとフラットに受け入れて、

 

乗り越えたという感じです。

 

妊娠経過中に、

 

マイナートラブルや大きなトラブルがなかったことで、

 

そのように感じられたのかなとは思います。

 

もし何かトラブルがあったら

 

「日本の病院が良い。」

 

と思ったかもしれないし、

 

特にトラブルがなかったからこそ、

 

気楽にいられたのかなと思っています。

 

 

一人目が帝王切開になった理由は羊水が少ないためです。

 

タイでは元々、

 

帝王切開で出産される方が多い傾向と言われています。

 

タイには中華系(華僑)と言われる人たちが多くいて、

 

裕福な方がとても多いです。

 

その人たちの中には、

 

良い日取りのために計画的に帝王切開で産む方もいらっしゃいます。

 

また、中華系以外の方ですと、

 

生活のために出産直前まで働いていたいという希望があり、

 

出産日を予め決めて、

 

その日まで働くというように、

 

帝王切開を選択される機会が多いと感じています。

 

私は帝王切開を希望していたわけではないのですが、

 

健診のたびに「羊水が少ないね。」と言われ、

 

32週頃に医師から

 

「羊水が少ないから帝王切開にしましょうか?あと、年齢も高齢だし。」

 

と言われて、

 

「あ〜、羊水が少ないと帝王切開になるのか、

 

まぁ、先生もそう言っているし、

 

じゃあ、帝王切開でいいです。」

 

という感じで決まりました。

 

当たり前のように経腟分娩で産むと思っていたけれど、

 

特に反論することもなく決まりました。