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CASE27−2 子宮に穴が空いた

2回目の幹細胞の点滴をしている時に、

 

私の子宮に問題が無いかエコーをしてもらい、

 

5cmくらいの大きな子宮筋腫が,

 

子宮のど真ん中にあることが分かりました。

 

このままでは受精卵が着床しづらいということで、

 

子宮筋腫を摘出しました。

 

残念ながら、

 

その摘出時に医療事故にあってしまい、

 

子宮に穴が空いてしまいました。

 

癒着していたのか、

 

子宮筋腫を取る時に、

 

メスが当たってしまって子宮が裂けてしまったみたいで、

 

2Lくらいの出血がお腹の中に溜まり、

 

緊急手術となりました。

 

先生からは子宮を取りますという話にもなりました。

 

ですが、

 

元々、

 

妊娠したくてバースプランを立てていたのに、

 

子宮を取るなんてことは私は認められなかったのです。

 

 

「納得できないので、同意書にはサインできません。」

 

と言いました。

 

セカンドオピニオンで、

 

私の働いていた病院のERの先生に相談したら、

 

すぐに救急車でこちらに来ていいよ、

 

違う方法を考えましょうと言ってもらえました。

 

その病院に運ばれて、

 

輸血もしなくてはいけない状況だったのですが、

 

私は看護師だったということもあって、

 

輸血で他の病気にかかる可能性もあるし、

 

自分の血液ではないものが入ってくるから、

 

年に一度は検査し続けなきゃいけないということも、

 

患者さんの様子から分かっていたので、

 

できるだけ鉄剤とか違う方法で自分の自然治癒力を信じて、

 

なんとかギリギリまで自分の骨髄から血液を増やしたい、

 

という風に思っているということを伝えました。