· 

CASE25−8 帝王切開の決め手

血圧は下がってきたので、

 

このまま経膣分娩で産むという方向に向かっていましたが、

 

進捗も見られないので、

 

先生の方から

 

「破水させましょう。」

 

という提案がされて、

 

破水してもらいました。

 

破水すると24時間以内に産むのがベストと言われました。

 

産まれなくても、

 

ある程度進捗が見られたら、

 

24時間を超えても良いと言われました。

 

ギリギリまで頑張ろうと思っていたのですが、

 

途中から陣痛がすごく痛くなってきたのです。

 

すでにエピドラルは入れていました。

 

どうやら私はエピドラルの効きが悪かったようで、

 

すごく痛かったのです。

 

何度もエピドラルの追加のボタンを押していたし、

 

麻酔の先生にも来てもらいました。

 

 

私が限界だなと感じたのは、

 

その時間を担当してくれていた麻酔の先生の勤務時間が終わり、

 

次におじいちゃん先生がやってきた時です。

 

その方が、

 

「麻酔が効いていないんだったら、

 

針を入れ直しましょう。」

 

と言ったのです。

 

でも、

 

私にはその先生がとても頼りなさそうに見えてしまい、

 

「この先生に麻酔の針を入れ直していただくのはちょっと怖いな、、、。」

 

と瞬時に感じてしまい、

 

しかも1日ほど食べても飲めてもいないので、

 

ここで麻酔の針を入れ直してお産を続行させるのは無理かもしれない、

 

私へのオプションはもうこれしかないんだと思ったのです。

 

最後の最後で私が色々と辛くなり、

 

「帝王切開でいきたいです。」

 

と言ったことで帝王切開になりました。