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CASE25−2 アメリカでの不妊治療①

不妊治療に進むまでがてこずりました。

 

なぜかというと、

 

私の入っている保険が、

 

不妊治療を100%カバーできるというものではなかったのです。

 

金銭的な面ですとか、

 

そもそも私の通っている病院では

 

「入っている保険で100%カバーできない方は不妊治療を受け付けない、

 

他を探してください。」

 

と言われてしまったのです。

 

一からクリニックを探すというのがとても大変でした。

 

たまたま日本語のできる医師がいるクリニックを見つけ、

 

そこも含めていくつか他のクリニックもカウンセリングの申込みもしたのですが、

 

最終的にその日本語のできる医師がいるクリニックに決めて、

 

すぐに不妊治療に進みました。

 

ここまでくるのに、

 

なんでスムーズにいかないんだろうと主人と頭を抱えていました。

 

さらに、

 

不妊治療が始まってから、

 

私は憂鬱でした。

 

そもそも薬とか注射とか初めてなくらい今まで健康でしたし、

 

とにかく注射は苦手で薬の数も多いし、

 

情報もどのように処理してよいのか分からず、

 

保険が効かない中で、

 

将来の経済的なことなどにも不安が及びました。

 

最初にある程度、

 

少なからずこれくらいの費用が必要ですというお話は伺っていたのですが、

 

それ以外の諸経費、

 

特に薬代がどんどんかさんでいって、

 

クレジットカードの請求が毎月恐ろしい金額で、

 

精神的に落ち着くことができませんでした。