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CASE24−4 出産日の選び方

タイでは帝王切開が当たり前の文化です。

 

そもそもバースプランを提出しているのですが、

 

基本的にこちらの情報をキャッチしていないようで、

 

私の目の前でバースプランも読まれていたけれど、

 

「いつ産みますか?」

 

「自然分娩にするの?」

 

とも何回か聞かれました。

 

「まぁ、これがこの国の特徴なのかな?」

 

という風に受け止め、

 

「いやいや、

 

帝王切開ではなくて、

 

自然分娩、

 

計画無痛分娩が良いんです。

 

それはここの病院でできますか?」

 

と聞くと、

 

「あぁ、できますよ。」

 

という答えが返ってきました。

 

そんな感じだったので、

 

「本当にできるのかな?」

 

と半信半疑で、

 

当日まで過ごしました。

 

 

 

私はどうしても大安の日に産みたくて、

 

10月5日という日を選んで、

 

出産に臨みました。

 

タイは計画帝王切開の国で、

 

仏教だからかお坊さんから縁起の良い数字をもらって、

 

その数字にあやかって出産をするというのが、

 

タイの女性の文化だと聞いていました。

 

例えば、

 

5という数字が良いとされるなら、

 

10月5日の5時55分というところまで指定ができるとも聞きました。

 

夫の同僚に聞いても、

 

帝王切開で時間まで指定して出産できるというお話でした。

 

計画日という設定をして出産に臨める、

 

だから私は計画無痛分娩ができるという頭でしかいなかったので、

 

当日の朝7時に病院に来て、

 

開始しましょうと言われて、

 

それ通りに行えば出産できるものだと思いこんでいました。