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CASE23−6 タイでの手術室

手術室には、

 

ストレッチャーに乗って入りました。

 

ストレッチャーには乗ったことが無かったので、

 

ドラマみたいだなぁと感じました。

 

手術室に入ると、

 

麻酔をしてもらって、

 

うっすら意識は残したままで、

 

帝王切開が始まりました。

 

担当医が

 

「帝王切開始めますね。」

 

と言ってからすぐに赤ちゃんが産まれました。

 

赤ちゃんが産まれた時、

 

「出ました〜。」

 

「おめでとうございます。」

 

という声が聞こえてきました。

 

「ようやく出てきたか〜。良かった。」

 

という思いでした。

 

 

コロナ前だったこともあり、

 

夫も手術室に入ることができ、

 

夫と私と産まれたばかりの長男の写真を、

 

撮ってもらいました。

 

私の身長は152cmくらいなんですが、

 

妊娠後期はお腹がとても大きくなっていて、

 

とてもしんどかったので、

 

あんまり笑顔で撮ることはできませんでした。

 

その後、

 

夫は退室し、

 

「麻酔増やしますね。」

 

と声をかけられ、

 

完全に意識はなくなりました。