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CASE23−5 帝王切開を選択する理由

結局、

 

40週でも産まれてこず、

 

帝王切開をしたくなかったので、

 

41週まで待とうと思っていたら、

 

40週の最後で、

 

陣痛らしきものがやってきました。

 

その夜、

 

タクシーで病院に行き、

 

陣痛計を一晩付けて、

 

頑張ったのですが、

 

全然いきんだりするようなレベルの陣痛にまで達せず、

 

翌日、

 

担当医と話をして、

 

その次の日に帝王切開になりました。

 

 

麻酔の話は事前に聞いていました。

 

ですので、

 

何時くらいに帝王切開ですねというお話くらいでした。

 

日本だったら頑張って経膣分娩させてくれるはずなのに、

 

という思いがありました。

 

その思いは出産後しばらくありました。

 

その病院には、

 

日本人のコーディネーターがいて、

 

その方は日本の看護師資格をもっていらっしゃいました。

 

その方と出産して、

 

しばらく経ってからお話した時に、

 

「タイの場合は、

 

助産師さんが日本のような形ではないということと、

 

母子の健康を一番に考えたら、

 

危険性が高くなってしまう予定日を超えた経膣分娩よりも、

 

帝王切開を選ぶ傾向があるんじゃないかな。」

 

というお話を聞いて、

 

自分の中で納得できました。