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CASE23−2 海外でのつわりの辛さ

つわりは食べられはするけれど、

 

もどしてしまっていました。

 

タイだったので、

 

お料理に使われるナンプラーの匂いが街角の屋台から漂い、

 

それがとても辛く、

 

家の扉を開けると、

 

熱気とともにナンプラーの匂いがして、

 

外を歩くことも辛かったです。

 

街を歩いていると、

 

いつ気持ち悪くなるか分からないので、

 

いつもトイレを探しながら行動していました。

 

つわり期は、

 

なるべく体に合ったものを食べようと思っていました。

 

バンコクには日本人が5−6万人位いるので、

 

日本食がたくさんあります。

 

ですので、

 

日本食を中心に食べていました。

 

タイ料理が好きだったので、

 

つわりが落ち着いてきた頃からは、

 

タイ料理をたくさん食べていました。

 

タイの人々は子どもがとても好きなので、

 

お腹が大きいと席を譲ってくれたり、

 

話しかけてくれることも非常に多かったです。

 

そのおかげでタイに慣れることができたようにも思います。

 

つわりが辛くて旅行に行けないという精神的な辛さもありました。

 

ありがたいことに、

 

妊娠期のマイナートラブルはつわりくらいなものでした。

 

それよりも外的なストレスがありました。

 

夫の仕事の帯同でタイに行ったにも関わらず、

 

タイ国内で夫が単身赴任となったのです。

 

今思えば、

 

初めての出産で、

 

夫が単身赴任で側にいなくって、

 

なんと非道なことをさせるんだと思いました。

 

幸い体調は良かったのですが、

 

もしそうでなかったら、

 

どう責任取ってくれるんだと思っていました。