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CASE22−6 静けさから始まる手術

手術室は初めて入ったので、

 

ドラマで見た光景そのもので、

 

眩しいという印象でした。

 

麻酔の針は、

 

刺す時に痛いのかなと思っていたのですが、

 

緊張もしていたので、

 

全然いつ刺したのか分からないくらいでした。

 

そこからずっと痛みはありませんでしたし、

 

かるくお腹を押されている感覚しかありませんでした。

 

麻酔科の医師が、

 

少し尖った物を、

 

上半身と下腹部辺りに当てて、

 

痛いか痛くないかのチェックをしていました。

 

麻酔が入ると、

 

すごく静かになり、

 

手術室内にいる一人一人の自己紹介が始まりました。

 

その静けさで

 

「あ、始まるんだ。」

 

と感じました。

 

 

予定帝王切開だったこともあり、

 

皆さん余裕を持って行動されていましたし、

 

準備もしっかりされ、

 

出産した時も、

 

とても素敵な写真を撮ってくださいました。

 

産まれて泣き声が聞こえた時は、

 

安心と嬉しさが込み上げてきました。

 

痛みが全然ないので、

 

いつ産まれるのかも分からず、

 

押される感覚もあまりなくて、

 

ちょこちょこ触れられているような感覚があったかな?

 

くらいでした。

 

赤ちゃんが出てくるまでが本当に速いと感じました。


CASE22のパートナーが書かれた出産の記録!

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