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CASE22−10 早くも退院

入院は本当は3泊4日だったのですが、

 

「いや、無理、動けていないです。

 

精神的にも身体的にも無理。

 

日本だったら帝王切開の場合、

 

1週間は入院できる。」

 

と伝えました。

 

一日だけだったら延ばせられると言ってもらったので、

 

一日延ばして4泊5日で帰りました。

 

4日目に

 

「動きなさい。」

 

と言われて、

 

病院の廊下を少しだけ歩きました。

 

それが初めて病室の外に出た瞬間でした。

 

シャワーも退院の日に初めて入りました。

 

4泊5日の間、

 

夫は育休を取って、

 

ずっと病室にいてくれました。

 

ずっと手伝ってくれていました。

 

お水を汲んできてくれたり、

 

ナースが赤ちゃんの世話の説明をした後に実践したり、、、

 

私はただそれを眺めているだけでした。

 

 

自宅に帰ってからも大変でした。

 

歩けないのはもちろんのこと、

 

かがむこともできないことを知りました。

 

トイレもシャワーも大変で、

 

恥ずかしながら夫に足を拭いてもらって、

 

ショーツをあげてもらっていました。

 

「皆、夫にこうしてもらっているのかしら?」

 

と思いました。

 

夫も

 

「本当に夫婦が仲良くないとできないよね。」

 

と言っていました。

 

夫が液体ミルクを買いに行っている間、

 

息子が泣き、

 

抱っこは何とかできたが、

 

揺らすこともできず、

 

抱えながら後ろに転んでしまいました。

 

立てなくて、

 

夫が帰ってくるまで赤ちゃんと2人で泣いていました。

 

帝王切開の場合、

 

産後は助けてくれる人を、

 

絶対に考えておかないといけないと実感しました。


CASE22のパートナーが書かれた出産の記録!

パートナー目線の帝王切開体験談は貴重です。

ぜひ、合わせて御覧ください!!