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CASE2ー7 嬉しかった一言

帝王切開から数日後、

 

退院前に部屋にきた助産師から、

 

「(精神的に)どうですか?」と聞かれました。

 

どうしてそんなことを聞くのかと私は不思議に思いました。

 

その助産師さんは

 

「人によっては、

 

帝王切開で出産したことが受け入れられなくて、

 

退院された後、悩む方もいらっしゃるんですよ。

 

今の時点で、帝王切開についてどのように思っていますか?」

 

と言いました。

 

 

 

「どちらの方法で産んでも産んだことに変わりはないし、

 

傷はちょっと痛いけど思ってたより下の方だし、

 

すごくきれいに縫ってあるし、

 

むしろあそこでギブアップを認めてもらえてすごくラッキーだっと思っています。」と答えました。

 

心からそう思っていました。

 

「そう思えているなら本当に良かった。

 

もし、これからも気持ちが落ち込んだりするようなことがあったら、

 

いつでも声をかけてね。」と言ってくれた言葉が嬉しく、

 

心の支えになりました。