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CASE2ー5 帝王切開を決めた時

医師に「切ってくれ」って泣きながら叫ぶと、

 

担当医師が「切ってもいいけど、でもこれって切ってと言われて切るものではないし。」と言われました。

 

そこで主人も一緒になって泣き

 

「こんなに一生懸命頑張ってきて産みたいって言ってたのに4日間経っても出てこない。

 

感染も怖いし、彼女がこんなに泣いて頼んでいるんだから僕からもお願いします。」と訴え、

 

「そこまで言うなら、子宮内感染の可能性を鑑みて切りましょうか」となりました。

 

帝王切開になるなら点滴を抜いて欲しいと伝え、

 

その時に、二人目はTOLACしようと決意しました。

 

 

 

 

こんなに痛いなら切ったほうがマシと一人目はギブアップしたけど、

 

「一人目を切ってくれたら二人目は下から産みます。この吐き気と痛みを取ってください。」と医師に言いました。

 

すると医師がそっと一言「多分、この感じだと二人目も下からは出てきません。」とその場で言ってくれたんです。

 

それが私にとってはすごく嬉しいことでした。

 

そこで「じゃあ二人目で頑張ろうね。」と言って切られていたら、

 

二人目でTOLACが成功するっていう思いが高まっていたと思います。

 

でも、そこで期待値コントロールをしてくれたのが私には良かったと思っています。

 

「こういう進行だった人は二人目も逆子とは違って成功率は下がりますから、

 

今回は切って出してもいいけど、

 

そうすると二人目も少なくとも当院ではTOLACできないし、

 

TOLACの成功率も低くなりますよ。

 

それでもいろんなリスクを考えて本当に切る?」と聞いてくださったので、

 

「切る!すぐ切ってくれ!」と言って、

 

促進剤の点滴を抜いてもらいました。