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CASE15−2 病院選びの基準

病院は自然分娩推奨の病院でした。

 

病院を選んだ基準は、

 

家からも実家からも近い大きな大学病院という点でした。

 

どこで産むかというこだわりはそんなにありませんでした。

 

私の母が

 

「あなたを産んだ時も大きい病院だったから、

 

大きい病院がいいわよ。

 

何かあっても困るから、

 

大きい病院にかかりなさい。」

 

と言われて決めたような感じでした。

 

私の住んでいる地域では、

 

出産場所や大がかりな検査は大きな病院で行い、

 

それまでの健診は近くのクリニックで受けてもらうというスタイルだったのですが、

 

初期の頃に私の卵巣がホルモンの影響で大きく腫れていたようで、

 

小さなクリニックでは診てもらうには不安があり、

 

毎回の健診も大学病院に行くことにしました。

 

 

そして、

 

その病院が自然分娩推奨の病院だったので、

 

私自身も下から産むつもりでいました。

 

高位破水で入院をしたものの、

 

陣痛がなかなか始まらないので、

 

誘発剤を使おうかという話が出てきました。

 

誘発剤を使っても、

 

出産につながるような陣痛とならず、

 

「なんで、陣痛が来ないんだろう。」

 

と思っていました。