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CASE10ー11 下から産むことにどこまでこだわるか

TOLACという話になると必ず出てくるワード

「子宮破裂」

子宮破裂という言葉から、

私が想像する破裂と医療者が知っている破裂とには大きな差があるようで、

その差を埋めるような説明が無いなというのも感じました。

そういう医療者との感覚の違いや、

ネットでの情報の少なさからTOLACを諦める人も多いんじゃないかと個人的に思います。

リスク発生については、

確率の捉え方も人それぞれ異なるし、

リテラシーの有無によっても受け止め方が違ってくるし、

難しい問題だなと思います。

素人が物事を判断するのに必要な情報がほしいなと思います。

 

 

 

 

第一子を産んだ後にある本を読みました。

その本の中で、

産婦人科医の言葉で

「帝王切開を嫌がる、

下から産みたがるのは我儘だ。」

というような意味の一文がありました。

無事に産まれればそれでいい、

それがゴールであり、

無理矢理、

経膣分娩するのはメリットを感じないというような内容でした。

だから多くの病院では一回帝王切開をしたら次も帝王切開なんだろうし、

それも一つの考えだし、

下から経験してみたいというのは自分の考えというかこだわりというか、

そういうものなんだな、

どこまでそれをこだわるかなんだなと思いました。

しかし、

こだわりすぎて子どもに影響があるのが一番避けたいことなので、

そこらへんの塩梅なんだなと思います。