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CASE1ー1 不妊治療からの妊娠

私は33歳のとき、不妊治療をして子どもを授かりました。

 

その時はただただ妊娠できたことが嬉しくて、

 

いわゆるキラキラしたマタニティライフを送っていたと思います。

 

私は看護師としてクリニックで働いていたのですが、

 

13週の時に、たまたま職場でエコーをしてもらったら、

 

双子だということが分かったんです。

 

戻した卵は一つだったので、一卵性双生児でした。

 

看護師ということもあり、

 

真っ先に頭に浮かんだのは双子によるリスクでした。

 

どうなるんだろう・・・という漠然とした不安だけがあり、

 

このとき下からは産めないなとも思ってはいました。

 

 

 

通っていた病院からも

 

「下から産めなくはない。

 

でも、双子だし、二人とも下を向いてるとか条件が整っていないと難しい。

 

それに一卵性双生児だと一人目が出てから二人目が出てくるまでに具合が悪くなることが多くて、

 

そうなったら緊急帝王切開になるよ。」

 

と言われ、

 

元々、子どもが1人であっても子どもの安全が最優先で、

 

帝王切開出産へのこだわりもなかったし、

 

緊急帝王切開で縦に切られるより予定帝王切開の方がいいなと思い、

 

帝王切開出産を選びました。