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私の母乳育児スタイル

私には子どもが3人います。

今は5歳半、3歳半、1歳半です。

 

みーんな、おっぱい大好き星人です。

一人目が生まれてから、

この5年半、妊娠中も一日も休まずに毎日授乳をしています。

 

三番目はまだ一歳半なので、

朝晩問わず、授乳しています。

 

二番目は三歳半ですが、

負けず劣らず、授乳しています。

でも、寝かしつけの授乳はなくなりました。

 

一番目の子もいまも授乳しています。

とはいっても、月に1回か2回くらい。

下の子が飲んでいるのを見て、

自分も飲みたくなるようです。

そしてほんとにちょこっとだけ。

四歳半くらいまではよく授乳していました。

「出てこない」と言うことも増えてきて、

少しずつ舌の動かし方が分からなくなってきているようです。

飲めなくなってきているんだなぁ、

おそらくもう終わるんだろうな、

とちょっぴり寂しく感じますが、

これも成長だなと感じています。

 

 

WHO(世界保健機関)では

「生後1時間以内に母乳育児を開始し、6ヵ月間は完全母乳で育て、2年以上母乳育児を続けることができれば、衰弱や肥満など子どもを栄養不良から守ることができます。」

と乳児が生後6ヵ月間母乳だけを飲み、その後栄養が十分な補完食を食べながら2歳かそれ以上まで母乳を飲み続けることを推奨しています。

 

日本では厚生労働省の情報サイトより

「むし歯予防の観点からみた卒乳時期は、離乳の完成時期(生後12ヶ月〜18ヶ月)をめどにすることが望まれますが、子供の成長発達、離乳の進行の程度や家庭環境などを考慮しつつ、母親等の考えを尊重しながら判断すべきです。」

と書かれています。

 

 

ところが、

実際には1歳半健診でも

「まだ母乳をあげているんですね。そろそろ止めるおつもりですよね?」、

3歳時健診でも

「お母さん、助産師さんですよね?母乳がもう必要ないことは分かっていますよね?」

と指摘を何度も受けてきました。

 

虫歯予防も非常に重要だと思います。

だからこそ、

おやつ(の内容)や仕上げ磨きなどには注意をよく払っています。

上の子は虫歯一つありません。

下の子も虫歯ゼロを目指しています。
母乳育児を続けるために、
母乳の糖が虫歯にどのように影響するのか、
歯磨きはいつどのような間隔ですると良いのか、
授乳がどのように歯列に影響するのか、
私なりに学んで実践しているところです。

  

 

授乳で重要になるのは、栄養だけなのでしょうか?

食事から栄養が摂れるようになれば、

母乳は必要ないのかもしれません。

でも、授乳をしてはいけないということではないと思います。

母乳の成分は必要としていなくても、

授乳という行為を通して母と子が密着して過ごす時間は、

私にとってはとても大切な時間だと思っていますし、

子どもにとっても大切な時間だから私の元にくるのだと思います。

私は授乳の終わりは子ども自身が決めてほしいなと思っています。

子どもから「もういいや。」と止める時期を決めるのは、

母親としてはなんだか寂しい気持ちがあるのですが、

これも自立の一歩だと思うのです。

今までの授乳ライフは子どもの精神的安寧のためにも必要だったけれど、

「もう僕は、私は、授乳がなくても大丈夫だよ」、

というその時を待ちたいのです。

 

そして、

授乳をいつまでするのかということはとてもプライベートなことだと思います。

いつまでやらなきゃいけないということでもないと思いますし、

他人が自分の物差しでアレコレ言うことではないと思っています。

お母さんのライフスタイルもあるでしょうし、

D−MERと呼ばれるタイプの人もいます。

赤ちゃん自身が哺乳瓶の方が好きという子もいるでしょうし、

産後のお母さんと赤ちゃんの状態によって、

母乳育児が難しい方もいると思います。

状況的に止めざるを得ない時、

母と子のどちらかが止めたいと思った時に、

授乳を止めればいいんじゃないでしょうか。

そういう時に、頼っていただけるのが、

助産師だと思っています。