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CASE9−20 巨大な静脈瘤

先生からは

「リステリア感染だと赤ちゃん2人に1人は死亡します。

死ななくても感染性心内膜炎とか心疾患を残すことがあるから、

胎児エコーをかならず受けてください。」

と言われました。

かなりショックでした。

でも、

「受けるしかないか。」

と思い、

毎日お腹をさすりながら、

あかちゃんが動いてないと思うと体位を変えて、

動くと安心すると言う毎日でした。

朝起きたら、

毎日、看護師さんが赤ちゃんの心音を聞いて、

私が英語を話せないのを分かってくれていたので、

親指を立ててイイねというポーズで、

赤ちゃんの心音に問題がないことを教えてくれました。

 

 

それだけではなく私には、

血糖値の問題もありました。

けれどその海外の病院でかなり助かったのは、

「私はライスもパンも食べられない。」

と言うと、

「お肉はどうだ、

魚は食べられるか?」

と聞いてくれ、

しまいにはタブレットを持ってきてくれて、

全て好きなメニューを選ばせてもらえました。

自分が好きなものだけ選ぶことができたので、

食事でのストレスはほとんどありませんでした。

結局、

21日間ほど入院し、

赤ちゃんも私も何もないことがわかり、

無事退院できました。

そのあと、

三人目の妊娠では陰部に金柑ほどの大きさの静脈瘤ができ、

それが下着とこすれて、

出血するようにもなり、

基本安静となっていました。