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CASE46−6 出産の写真

手術が始まってから、

 

体感的に15分くらいで赤ちゃんが産まれました。

 

外来で赤ちゃんが出るまでは早いけど、

 

そこからお腹を閉じて行くのに時間がかかりますとは言われていました。

 

赤ちゃんが出てきた時は

 

赤ちゃんは泣いていました。

 

思っていたより小さいなと思いました。

 

「すごーい!ついに産まれたんだ!」

 

と嬉しい気持ちでした。

 

周りの看護師さんも明るくいい人たちで、

 

「わぁ〜、可愛い!」

 

とみんな口々に言ってくださいました。

 

赤ちゃんの体を拭いて、

 

綺麗になったところで、

 

預けていた携帯で、

 

赤ちゃんの写真をたくさん撮ってくれました

 

ですから綺麗にした後、

 

私の近くにやってきてくれたところも動画で残っていて、

 

おでこ同士をくっつけた時、

 

泣いていた赤ちゃんが泣き止み、

 

こっちを見ていました。

 

「こっちを見てくれている。

 

すごいなぁ。」

 

と思いました。

 

その後、

 

赤ちゃんは夫のところに連れて行かれました。

出産後も

 

ずっと意識はある状態で、

 

看護師さんたちと話していました。

 

時折、

 

「気持ち悪くないですか?

 

今、横隔膜付近を縫っていますよ。」

 

とその都度声をかけてくれました。

 

手術が終わると自分の部屋に連れて行かれました。

 

部屋では夫が待っていました。

 

夫と会い、

 

「お疲れ様」

 

と言ってくれました。

 

その後、

 

赤ちゃんを連れてきてもらって、

 

三人で写真を撮ってもらいました。

 

手術室での写真も含め100枚くらい撮ってもらいました。

 

とっても良い思い出です。

 

ーーーーーつづく