赤ちゃんが出た後は、
意識があるまま、
お腹も縫われていきました。
手術が終わったら、
手術前に待機していたカーテンの部屋に戻され、
その後、
入る予定の部屋に移されました。
赤ちゃんは検査で連れていかれ、
しばらくしてから連れて来られました。
痛みはかなりありました。
手術直後は麻酔がまだ効いていて、
痛く無かったのですが、
割とすぐに痛くなった記憶があります。
医師から最初はアセトアミノフェンとイブプロフェンを処方するけど、
耐えられなかったらオキシコドンを処方するからと言われていました。
耐えられなくなったら、
看護師さんを呼んでオキシコドンを飲んでいました。
オキシコドンを飲んでも痛みがゼロになることはなく、
「まだ痛いから、もう少しもらえないか?」
と聞くと
「さっき飲んだからこれ以上は渡せない。」
と言われてしまいました。
オキシコドンの副作用で吐き気も出てしまい、
吐き気止めも飲むことになりました。
オキシコドンが無いと耐えられなかった気がします。

痛みを感じる中、
赤ちゃんのお世話はとても大変でした。
何をして良いのか分からないし、
授乳の仕方も分からない、
事前に動画を見て予習をしていたものの、
抱き方も分かりませんでした。
お世話のたびに看護師さんを呼んで、
手取り足取り教えてもらいました。
分からないままがむしゃらに言われることをやっていたように思います。
3時間おきに授乳をし、
搾乳をするようにも言われました。
最初は母乳も出なかったので、
ドナーミルクをいただいていたのですが、
搾乳もした方が良いと説明されました。
授乳ももちろんやっていましたが、
乳首が痛くなってしまい、
クリームをもらって塗ったりしていました。
人によって教え方は若干の違いはあるものの、
聞けばなんでも丁寧に教えてくれました。
病院からタブレットを渡され、
「中の動画を見れば学習できますよ。」
と言われたのですが、
夫婦二人ともそんな動画を見ている余裕はありませんでした。
実践、実践で覚えていきました。
1日目に限界で
「赤ちゃんを預かってもらえないか?」
と聞いたのですが、
「こちらも人手が足りないから預かれません。」
と言われました。
日本だと預かってもらえるという話を聞いていましたので、
残念でした。