手術室へは夫と一緒に入りました。
手術室の第一印象は
「人が多いな。」
という印象です。
麻酔科の先生も二人いたし、
看護師さんもたくさんいました。
いよいよかぁと思い、
緊張していました。
最初、
下半身の麻酔を入れました。
麻酔を入れる時、
とても怖かったです。
うまく体を丸めることもできないし、
何回か入れ直しをされていたようでした。
痛みもありました。
「痛い、痛い!」
と日本語で叫んでいました。
麻酔を入れ終わると、
念入りに麻酔の効きを確認してくださいました。
麻酔が効いてくると、
体の震えが出てきました。
自分ではどうすることもできないような震えで、
「どうして震えてるんだろう。」
と理由が分からず、
とても怖かったです。
麻酔科医からは
「震えはよくあることだから。」
と説明されました。
震えを止めるお薬を使ってもらいました。
いつもの健診の担当医が手術も担当してくれたので、
その先生の顔を見たら、
ホッとしました。

手術室に人が多すぎて、
依頼していた通訳さんとのやり取りが聞き取れなかったり、
こっちの言っていることが伝わりにくくなったりと難しくなり、
夫に協力してもらい通訳してもらいました。
麻酔が入ってるので、
大丈夫だとは思うのですが、
「痛かったらどうしよう。」
とか
「お腹を切っている感覚が分かってしまったらどうしよう。」
とか考えてしまっていました。
実際にはお腹を押されている感覚はありましたが、
切られている感覚はありませんでした。
とにかくずっと怖かったので、
夫にはずっと手を握ってもらいました。
それが本当に心強かったです。