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CASE44−1 切迫流産

2020年に結婚しました。

 

すぐに子どもが欲しいなと思っていたら、

 

運良く赤ちゃんはすぐにやってきてくれました。

 

コロナ禍で結婚式をすぐに挙げられないこともあり、

 

夫とも子供を授かることを優先したいと話していたのです。

 

妊娠が分かった時は、

 

こんなにすぐに来てくれると思っていなかったので、

 

嬉しかったのもありますが、

 

戸惑いもありました。

 

本当に赤ちゃんがいるのかな?

 

これからやっていけるのかな?

 

と不安な気持ちもありました。

 

つわりは少し気持ち悪さがある程度で、

 

比較的軽い方だったんじゃないかと思います。

 

油っぽいものを食べると気持ち悪くなってしまうのですが、

 

食べたら吐いてしまうというようなことはありませんでした。

 

切迫流産気味で、

 

安定期に入るまでは出血も何度かありました。

 

出血を初めて見た時は

 

「大丈夫なのかな?」

 

という不安があったし、

 

本当は仕事を休んだほうが良かったと医師には後から言われたのですが、

 

私は安静の意味をそこまで受け止めておらず、

 

普通に仕事にも行っていました。

 

休みたくないという気持ちもありました。

 

分の身体のことで仕事の調整をしたりすることに心苦しさがあったのです。

 

このまま赤ちゃんが無事でいてくれたらいいなと

 

ドキドキしながら過ごしていました。

 

まだ安定期に入っていなくて、

 

会社でも一部の上司にしか話していなかったので不安に思っていました。

 

ちょうどその時に悪気はなかったと思うんですけど、

 

母親から

 

「えー、お母さんは出血なんてなかったよ。

 

お母さんは丈夫な子宮って褒められてたから!」

 

と言われて、

 

いわゆる

 

「私の時は、、、。」

 

っていうやつですよね。

 

「大変だね。」

 

って言ってほしかったなと思います。