里帰り先の実家では
赤ちゃんにはベビーベッド、
私にはソファベッドを用意してくれていたのですが、
寝心地も良くなく、
夜中に授乳もしなければいけないし、
退院してもなかなかハードな生活が続きました。
それでも家事をしてもらえるのは
とても助かりました。
当時は夫が激務ということと、
実家がとても狭いということもあり、
夫は泊まりに来ることはできませんでした。
仕事の合間をぬって、
会いに来てくれるのですが、
ある日、
彼は疲れていたとこもあり、
私のベッドで寝てしまったのです。

そして私の両親も昼寝をする習慣があり、
そのタイミングで
父も母もスーっと自室にいなくなってしまいました。
私も疲れているから寝たかったのですが、
家も狭いし、
ベッドも取られ、
私は寝るところが無くて、
「私はお腹を切っていて一番ダメージを負っているはずなのに、
なんで皆寝ちゃうの!」
と腹立たしく思いました。
このことは夫にも両親にも言うことはできませんでした。
それを兄に言うと、
「みんな本当にひどいね。」
と共感してくれました。
兄は私の気持ちを分かってくれるんだと意外でしたが、
一人でも分かってくれる人がいて、
当時は本当に救われました。