ずっと付き添っていた助産師さんが
「すごくかわいい!」
「顔が整ってる〜。」
と褒めてくれて、
とても癒やされました。
体の方は
「縫いますね〜。」
という声が聞こえたら、
あっという間に縫い終わり、
「こんなにすぐに終わるんだ。」
と思った記憶があります。
手術が終わるとすぐに自分の個室に連れて行かれました。
赤ちゃんを撮る予定だったカメラで
手術直後の私を夫が撮影してくれていたのですが、
今見るとゾンビのような死にそうな朦朧としている私が映っていました。
赤ちゃんの方は処置が終わったらすぐに部屋に連れてきてくれました。
そこで初めて夫と赤ちゃんの対面をしました。
私は朦朧としていて対面の様子は覚えていません。

手術が終わったその日の夜から痛みが出てきました。
めちゃくちゃ痛かったです。
痛くて眠れませんでした。
麻酔を自分で追加もしたけれど痛くて、
「痛いです。」
と訴えました。
体を起こしても良いと言われたのですが、
起こしても痛いし、
横向きに寝るのも痛いし、
ずっと同じ体勢で上を向いていました。
自分で追加できる麻酔を使えるのはその日の夜だけで、
次の日からは使えなくなりました。
その代わり内服が処方され、
それだけで過ごすよう言われました。
すごく厳しいなと思いました。
その状態で翌朝には歩けと言われたので、
「ひどい!拷問かな?」
と思いました。
歩くのは無理だと感じました。
それでも歩かされたので、
何度も
「もう無理。」
「もう無理。」
と伝えました。
ーーーーーつづく