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CASE41−8 母との衝突

退院後はありがたいことに、

 

私の母が来てくれたので、

 

家事のことは何も考えなくて良かったですし、

 

完全に育児に専念できたので、

 

産後苦労したという印象はないです。

 

最初はお腹に力が入らなかったので、

 

とにかくベッドから立ち上がるのが大変だったのですが、

 

慣れるにつれてお腹に力を入れなくても立ち上がれるようになり、

 

シャワーにも入れるようになりました。

 

母に助けてもらって特に助かったことは食事・洗濯です。

 

とはいえ、

 

母と衝突することもありました。

 

いつも小さい喧嘩ばかりしていた記憶があります。

 

「そんなところまで掃除しなくていいよ。」

 

とか。

 

思いの外、

 

体を動かすことができたので、

 

「産後は子どもが寝ている間にあなたも寝たほうが良いよ」

 

と母に言われるのですが、

 

眠れなくて掃除をしちゃって小言を言われたり、

 

「母乳が飲めないからミルクをもっと飲ませたほうが良い。」

 

とか、

 

「乳腺炎を予防するためにマッサージをした方が良い。」

 

とか。

 

 

結構、

 

母乳が出たので、

 

退院直後に胸が赤くなり、

 

熱が出たりもしました。

 

でも、

 

アメリカって助産院に行って、

 

マッサージを受けるというような文化がないと思うので、

 

搾乳機で搾乳して流れを良くしたり、

 

レチノールを飲むことをラクテーションコンサルタントから勧められたり、

 

そういうことに対して、

 

「私の時代にはそんなことしなかった。」

 

ということを言われて衝突しました。

 

帝王切開の痛みも傷も特に問題なく経過しましたが、

 

日本では傷にきれいになるようにテープを貼ると聞いたので、

 

母に日本から買って持ってきてもらったのですが、

 

退院する前に医師からテープを貼るようなことはしない方が良い、

 

自然に治るのを待ったほうが良いと言われて、

 

結局使うことはありませんでした。

 

ーーーーーつづく