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CASE41−5 帝王切開が良い!

麻酔が入っても、

 

痛みは少し感じる状態で、

 

特に右側は効きが悪くて、

 

痛みを感じていました。

 

子宮口が全開になり、

 

いきみ始めて、

 

3時間半が経ち、

 

「これ以上頑張ったら母体にも胎児にも悪影響があるから、

 

最後もう一回だけいきんで、

 

それでもダメだったら帝王切開に切り替えましょう。」

 

と言われました。

 

その時点で、

 

私は

 

「もう絶対に帝王切開が良い。」

 

と思っていました。

 

というのも全然赤ちゃんが降りてきていなかったみたいで、

 

自分でもこれ以上いきんでも赤ちゃんは出てこないなと感じたのです。

 

 

 

私自身は早く帝王切開したほうが良いと思っていました。

 

しかし、

 

周りのスタッフの人達は、

 

少しでも経腟分娩をしたいという気持ちがあるなら、

 

させてあげようという雰囲気があり、

 

ラスト一回はトライしようという空気感でした。

 

私はラスト一回もしなくていいと思っていました。

 

断れずラスト一回をやって、

 

最終的に4時間いきんだ結果、

 

帝王切開になりました。

 

「もう早く(帝王切開)してください。」

 

という気持ちでした。

 

ラスト一回をやるのかどうかという議論をしている頃には

 

麻酔がどんどん効かなくなってきていたので、

 

夫は

 

「ラスト一回をしないで、

 

もう帝王切開にしたら?」

 

と医師にも言ってくれていました。

 

夫はもうこんなに苦しんでいる姿を見ていられないという気持ちだったようです。

 

なので、

 

私は納得して帝王切開に向かいました。