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CASE35−20 代わりに産んでくれる人

最初にオファーされた方のプロフィールなどを拝見した際、

 

少し引っかかるところがありましたので、

 

その方はお断りさせていただきました。

 

二人目のプロフィールを見せていただいた時も、

 

引っかかるところはあったのですが、

 

夫はその人を気に入っていたし、

 

何よりその方は25歳と若かったので、

 

これなら絶対に着床する!

 

と思いました。

 

ZOOMやディナーで話をさせていただいた際の印象もとても良かったので、

 

その方に決めました。

 

ここで決めておかないと、

 

次にオファーが来るのが

 

数年後かもしれないという焦りも正直ありました。

 

コロナで制限されていた分、

 

緩和されたことで需要がすごく高まり、

 

更にインフレも重なったことで、

 

代理出産の費用もかなり高額となりました。

 

一人目の時にもお世話になったUCSFの信頼している医師に

 

受精卵をトランスファーしてもらうように指定しました。

 

ラッキーなことにトランスファーは一回目で着床しました。

 

本当に若いって素晴らしいなと思いました。

 

その時点では、

 

私はまたニューヨークに戻って生活をしていて、

 

代理母の方はカリフォルニアに住んでいるので、

 

彼女の健診には一緒に行けず、

 

メールやテキスト(ショートメール)でやり取りするくらいでした。

 

彼女からは

 

「今日、健診に行ってきたよ。」

 

「あなたたちがリクエストしたヨガのクラスに行ってきたよ。」

 

などの連絡をしてくれました。

 

初めて健診について行った時は、

 

彼女といろんなことを話しました。

 

彼女は

 

「寝ている時にお腹をキックされるんだ。」

 

というような話をしてくれました。

 

代理母になる条件の一つに

 

出産経験があるということがあります。

 

ということは彼女にもお子さんがいるので、

 

彼女の生活の邪魔をしたくないという思いから、

 

都合の良い週末にどこかで会おうねとか

 

Facetimeで会おうねというくらいにしています。

 

食べ物のリクエストなどもできますが、

 

私はしていません。

 

彼女にストレスを与えることの方が良くないと思いました。

 

彼女に決める際に、

 

彼女と話をしていく中で、

 

結構ナチュラル志向な人だなとは思っていました。

 

それがもっと話していく中、

 

更に伝わってきたので、

 

色んなことが安心できています。

 

子どもに対しての理解もしっかりしており、

 

この人を信用しようと思えました。