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CASE35−18 経腟分娩はラッキー

帝王切開の痛みは

 

一ヶ月くらいすると収まってきたように思います。

 

二ヶ月も経った頃には、

 

いつから腹筋・ワークアウトしていいのかということを

 

医師にもドゥーラにも聞いていました。

 

それを言い出していたということは、

 

痛みはもっと落ち着いていたんだと思います。

 

傷は今はとてもキレイです。

 

でも、

 

そうなる前に一度、

 

赤くなってジュクジュクしている時期がありました。

 

その時、

 

周りに帝王切開を受けた友人もたくさんいたので聞いてみましたが、

 

変な機械で治療したよとか、

 

皮膚科に行かないとダメだという情報くらいしかありませんでした。

 

そこで日本にいる父親にアトファインという商品を大量に送ってもらい、

 

それをひたすら貼っていました。

 

痒いのに掻けないということがとても辛かったです。

 

症状だったり、

 

子育てが落ち着いたら、

 

絶対に美容整形に行って治してもらおうと思っていました。

 

出産の記憶はとにかく痛かったという思い出です。

 

ニューヨークに

 

出産の痛みを男性でも体験できる施設があるらしいのですが、

 

夫にはそこに行って体験してもらいたいと切に願っています。

 

夫は行くと言いながらも未だ行ってはいません。

 

本当に痛かったという記憶はあるんですけど、

 

でもどれくらい痛かったかは忘れちゃっています。

 

 

経腟分娩で出産しないと

 

産まれてくる時に細菌がもらえないらしいよと数人から言われました。

 

それに対して、

 

「それって汚いじゃん。

 

赤ちゃんってキレイなんじゃないの?

 

帝王切開でパッと切って、

 

取り出してもらったほうがキレイじゃん!」

 

と言い返しました。

 

すると、

 

さらに

 

「でも、そうすると免疫力が、、、。」

 

とまだ言ってくるので、

 

「大丈夫!

 

そんなこと言ったら帝王切開で産まれた子は

 

みんな免疫力がなくなっちゃうじゃん。」

 

と言い返してきました。

 

私の仲の良い友人の8割は、

 

帝王切開で出産しています。

 

ですから、

 

私にとっては逆に経腟分娩で出産した人はお腹に傷が無く産めたなんて、

 

すごく珍しいね、

 

ラッキーだったねという感覚でした。

 

そもそも最初から帝王切開にして欲しいと

 

お願いしていたくらい帝王切開に対して

 

ネガティブな考えはありませんでした。

 

ただ、

 

帝王切開は産む時に痛いわけではなくて、

 

産んだ後に痛いわけですから、

 

そこが辛いよねという話だと思っています。

 

だから経腟分娩の方が良いという意見も私の耳には入ってこないし、

 

入ってきたところで私の心には全く響きません。

 

今後、

 

自身での妊娠・経腟分娩するという経験はもうできないので、

 

どちらが良いということも分からないですが、

 

私としては帝王切開で良かった良くなかったということではなく、

 

私はお腹を切ってまで子どもを出産したんだぞ、

 

私をもっと褒めて欲しい!

 

と思っています。