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CASE27−12 傷が感染!?

お腹の右側だけものすごい激痛で、

 

「もうすぐ産まれる!」

 

「もう無理〜」

 

と言った時に

 

「おぎゃあ〜」

 

と赤ちゃんの泣き声が聞こえました。

 

この右側の痛みは尋常じゃない、

 

絶対、

 

化膿するなと思っていたら、

 

案の定、

 

右側は傷が感染して、

 

穴が空いて大変なことになりました。

 

緑膿菌感染を起こしたのです。

 

日本じゃ手術中に緑膿菌をもらうことなんてありえないと思っています。

 

産後1ヶ月半経った頃に緑膿菌に感染したことが判明しました。

 

 

産後、

 

一度は傷がくっついていたのですが、

 

傷の右側から裂けてきて、

 

6cmのポケット(穴)ができて、

 

これは大変だということになり、

 

授乳も止めて、

 

強い薬を一週間飲まされて、

 

それが合わなくて何度も吐いていたので、

 

薬を変えたりもしました。

 

その間、

 

お小水も変な臭いがするようになったり、

 

いろんなトラブルが起きました。

 

アメリカでは傷のケアは特に何の指示もなく、

 

「汚れたら病院に行ってね。」

 

というくらいなものでした。

 

上の子もいるので、

 

そんなに簡単に病院には行ける状態ではなかったので、

 

先輩に聞いた帝王切開用のテープをAmazonで買って貼っていたりしたのですが、

 

そこからカンジダ菌にも感染してしまいました。

 

皮膚にはカンジダ菌、

 

中には緑膿菌がいるような状態でした。

 

すごいぐちゃぐちゃな傷になりました。

 

創部ケアの専門病院に行かされて、

 

局所陰圧閉鎖療法の機械を付けて、

 

薬を飲みながら治療しました。

 

薬で緑膿菌をやっつけていたこともあったのか、

 

陰圧機を付けたら、

 

一週間ほどで傷はどんどん小さくなっていきました。

 

その後3週間位で傷は塞がりました。

 

今はもう何もしていません。

 

そういう経験があって、

 

やっぱり日本で産んだほうが良かったかなって思いました。