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CASE26−13 これが陣痛か!

病院からは陣痛誘発剤の提案をされたのですが、

 

なるべく自然にいきたい、

 

誘発剤は使いたくないなと思っていました。

 

誘発剤の日取りを組むために、

 

病院に電話しなければいけなかったのですが、

 

指定された日に電話をしませんでした。

 

そうすると誘発剤の話は無くなるかなと思ったのです。

 

誘発剤をこの辺りでしようねと言っていた日が過ぎると、

 

次にどのタイミングで病院に行くかに困りました。

 

陣痛が来るのを待つしかなかったのですが、

 

陣痛が来なかったのです。

 

その間もどんどん予定日に近づいていきました。

 

 

出産ドゥーラさんにも相談しました。

 

そこで、

 

「陣痛が来た」

 

ということにして、

 

受診するのはどうかという話になり、

 

陣痛が始まったと言って、

 

病院に行ったのですが、

 

実際には陣痛が来ていなかったこともあり、

 

スタッフのマンパワー不足もあり、

 

家に帰されました。

 

その時に、

 

何日か後に病院に電話して、

 

その日までに陣痛が来なかったら入院ねという話になりました。

 

結局、

 

自然陣痛は来ず、

 

入院してバルーンを入れて子宮口を広げる器具を入れました。

 

めちゃくちゃ痛かったです。

 

バルーンを入れると自然の陣痛が来始めました。

 

陣痛が来ちゃうと陣痛の痛みの方が痛かったです。

 

陣痛が始まった時は

 

「これか〜。」

 

と思いました。

 

切迫の時も規則的な収縮や張りを体感していたし、

 

出産ドゥーラの方が

 

「本当の陣痛なら悠長に私にメールなんてできないよ。」

 

と聞いていたのですが、

 

それでもどれくらいの痛みなのかは想像できていなくて、

 

実際に陣痛を体感して

 

「これは確かに声も出ない。」

 

と驚きました。

 

動くこともできず、ベッドの上でずっと膝立ちしていました。