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CASE25−4 アメリカでの不妊治療③

そこからこういうステップでやりましょう、

 

薬はこれを飲んで、

 

この日に健診に来てください、

 

というようなスケジュールメニューを送ってもらいました。

 

1ヶ月位かけてまずは卵を作る。

 

2日に1回ぐらいのペースで、

 

仕事前の時間帯にクリニックに通いました。

 

採卵のタイミングで主人にも来てもらって、

 

受精卵を作るという流れです。

 

そこから10日後くらいに受精卵の結果を踏まえて、

 

ドクターとZOOMで面談となりました。

 

私達には、

 

幸いにも一つが最高グレードの受精卵ができましたとドクターに説明され、

 

ホッとしました。

 

そして、

 

一旦凍結してもらいました。

 

受精卵を戻すのはいつでもできますよとおっしゃったので、

 

なるべく早くと私は思っていたのですが、

 

そのタイミングでドクターが、

 

「もし将来、兄弟が欲しいと思っているのであれば、

 

このプロセスをもう一度やってから凍結胚を戻しませんか?

 

採卵するなら今がタイミングですよ。」

 

と言われました。

 

そこで主人と意見が分かれたのです。

 

 

主人は2人以上欲しいから

 

「もう一回やろう」、

 

私は

 

「一人だけでも本当に幸せだし、

 

一日も早く子どもが欲しい。」

 

という思いがあって、

 

私は

 

「急ぎたい。

 

一人でも有り難いことだから。」

 

と伝え、

 

私の意見が通りました。

 

そして、

 

すぐに体外受精へと進みました。

 

受精卵を戻す作業もすぐにできるのかと思ったのですが、

 

一つだけの大切な卵をどのタイミングで戻すのが、

 

私の体にとって良いのかを調べるために一度デモを行ったり、

 

子宮鏡検査を行い子宮内膜の手術もしました。

 

結局、

 

5月に受精卵ができたのですが、

 

私の体に戻したのは10月だったのです。