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CASE2ー12 二度の帝王切開出産をして感じたこと

一人目のときより陣痛を感じていた時間が短かったので、

 

悔しい・申し訳ないという気持ちがあったので、

 

手術後の麻酔を拒否しました。

 

痛みを後払いしたかったのです。

 

医師にはビックリされましたが、

 

わがままを言って無しにしてもらいました。

 

しかし、6−7時間耐えたところであまりの痛みに血圧があがってしまい、

 

「悪いけどこれ以上はダメです。」と言われ、

 

痛み止めを入れてもらい、

 

痛みは落ち着きました。

 

下から産むという痛みを味わえなかったこと・後払いもできなかったことは、

 

その時は心残りでした。

 

前に痛いか、

 

後に痛いかどっちかは経験しないとダメと、

 

なぜだか当時は思い込んでいました。

 

 

 

2回の帝王切開を通して思ったことは無痛分娩でもいいし、

 

母子ともに安全であるのが一番だし、

 

どんなに歩いてても、

 

どんなに健康体でも、

 

どんなに安産型と言われていても、

 

帝王切開になることはある。

 

帝王切開になるかもと1%でも思っていた方がいいこと、

 

なおかつ帝王切開であったとしても自分を責める必要はないということです。

 

そう思えたのは2回の出産を通して出会えた助産師たちから

 

「あなたのせいじゃない。

 

自分を責める必要はない。

 

どんな形でも元気に産まれてくればそれでいいんだよ。」

 

と言ってもらえたことが大きいと思います。