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CASE19−3 全然開かない入り口

予定日を1週間ほど過ぎた辺りで、

 

入院になりました。

 

入院したら

 

「まず、陣痛誘発剤をやりましょう。」

 

となりました。

 

誘発剤はすごく痛かったです。

 

でも、

 

全然産まれませんでした。

 

「鉄の子宮口ですね。」

 

と言われました(笑)。

 

私も

 

「全然開かないじゃん!」

 

と思っていました。

 

 

先生はずっと下から産めるようにと、

 

いろんな器具を入れたりと対応してくださっていました。

 

その器具が本当に痛くて、、、

 

ずーっと

 

「うー、、、。」

 

と唸っていました。

 

辛かったです。

 

その器具を使っても

 

「あ〜、開いたけど、

 

ちょっとだけだね〜。」

 

と、効果はわずかしかありませんでした。

 

周りからも

 

「産まれた?」

 

という連絡が来たりして、

 

産まれないことへのストレスがどんどん溜まっていきました。

 

情緒も不安定になっていきました。

 

早くこの状況を抜け出したいと、

 

そればっかり思っていました。

 

負の感情に支配されていました。