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CASE16−12 輝かしく見える都会

子どもを出産していない人から

 

「今日は〇〇に行って、

 

この前は〇〇に行って」

 

「今、こっちはこんな感じだよ。」

 

とかそういう話を聞いた時に、

 

自分の今の生活と状況とを比べてしまい、

 

早く戻りたいと異常に思うようになりました。

 

そういう焦りが強すぎて、

 

望んだ子どもがここにいるのに、

 

今の自分に満足できていないというところに葛藤もありました。

 

産後1ヶ月の時に、

 

一度、自宅に戻りました。

 

その時に、

 

悶々としていた気持ちが一旦取れて、

 

「あれ、何考えてたんだろう?」

 

と思いました。

 

子どもを連れながら、

 

行きたいところに行って、

 

会いたい人に会ったことで、

 

気持ちがすごく楽になりました。

 

別に都会が特別なところでもない、

 

というのが体感できて、

 

気持ちが落ち着いたのです。

 

自分のモヤモヤとした気持ちに向き合った時間でした。

 

モヤモヤが解消できたからこそ、

 

実家に戻ったその後の里帰り期間はもっと楽しく感じました。

 

 

産後に帝王切開出産だったことに特に思うことはありません。

 

ネットで無痛分娩や帝王切開は、

 

頑張って出産したうちに入らないっていうのを見たりしても、

 

なんとも思いませんでしたが、

 

ただ、

 

下から産んでみたかったなという思いはあります。

 

どんな感覚なのかな、

 

どういう風に出てくるのかなということを体験したかったなということくらいです。