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CASE16−10 帝王切開後の痛みと高熱

産後はメモ書きのような日記を書いていました。

産後1日目

お腹が激痛、笑えない、歩けない、子どもが抱けない


産後2日目

痛みで悶絶、傷の痛みなのか、後陣痛なのか分からず、お腹をナイフで切り裂かれるような痛み、声が出ない


産後3日目

お腹が激痛、痛み止めの座薬を入れる、看護師さんに支えられて3歩くらい歩けた、痛みで笑えない、咳もできない


産後5日目

痛みで汗がびっしょり、座薬を入れてもらう


そこからは痛みの記載はありませんでした。

 

私はようやく3日目にして3歩歩けましたが、

 

他の若い人たちはその時点で普通に歩いていたので、

 

年齢の問題なのかなとも思いました。

 

座薬を入れるまでは、

 

座薬より強いお薬を使ってもらっていたと思います。

 

座薬は頻繁にお願いして入れてもらっていました。

 

母児同室でしたが、

 

痛みのせいで赤ちゃんのお世話はほとんど看護師さんにお任せしていました。

 

 

その点に関しても、

 

自分自身の母性について不安になりました。

 

途中からは強制的に母児同室になりました。

 

それまで本当に自分のことばかり考えていたなと思います。

 

今思えば、

 

あんなにかわいいのに、

 

当時は赤ちゃんを部屋に連れてこられると

 

「来たー!!」

 

と恐怖でした。

 

 産後6日目、

 

明日退院というときに40度の熱が出て、

 

それで退院が3日も延びました。

 

産後10日目にようやく退院したのですが、

 

退院した翌日に40度の熱が2日続いて、

 

下がってまた40度の熱が出ました。

 

退院前の発熱時の検査で、

 

尿路感染症と乳腺炎と言われていました。

 

とにかく辛かったです。

 

また入院するわけにはいかないので、

 

外来受診もせずに、

 

家で過ごしていましたが、

 

不安でした。