手術室にはベッドごと運ばれて、
麻酔科の先生が挨拶をしてくれるのですが、
ちょうど陣痛もあって痛かったので、
話を聞くというより、
「ちょっと待ってもらっていいですか?」
と待ってもらっていました。
陣痛の波が過ぎるのを待ち、
麻酔科の先生が麻酔を打った瞬間、
陣痛が無くなっていくことに感動しすぎて、
その後はリラックスして手術に臨めました。
手術室には夫は入れない病院だったので、
外で待っていてくれました。
手術中は助産師さんが横についてくださって、
私がリラックスできるように声をかけてくれ、
本当に赤ちゃんが出てくるまであっという間でした。
赤ちゃんが出てきたときには皆さんで
「おめでとうございます。」
と言ってくれました。
ただ、
赤ちゃんが羊水を飲んじゃったみたいで、
すぐに泣き声が聞こえなくて、
先生が羊水を吸った後は、
泣いてくれました。
感動しました。
終わるのもあっという間でした。
産まれた後も意識はしっかりありました。
病室に帰るところで、
夫の顔も見ることができました。
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病室に入ると、
個室を希望していたのですが、
大部屋に一人で入ることになっていました。
おそらく、
メンタルのケアをするためだったのでしょうか。
助産師さんが部屋に来て
「お話聞きますよ。」
と言ってくれたのですが、
私としては、
もうお産が終わってストレスから解放されていたのです。
早く赤ちゃんの顔が見たい、
早く赤ちゃんに授乳したい、
とにかく楽しみでワクワクしかないのに、
助産師さんが私を心配して気遣ってくださるのが分かり、
すごく私との温度差を感じました。
病んでいる人のような扱いをされている感じがありました。
その後、
助産師さんたちの中で私は大丈夫そうだということになったのか、
お部屋も個室に移動ができました。