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CASE42−1 不思議!私と違う心臓の音!

私達は結婚して

 

すぐアメリカでの生活が始まりました。

 

夫とは子どもの話もしていましたし、

 

結婚したら漠然と子どもは欲しいと思っていましたが、

 

いつ頃に欲しいとかは考えていませんでした。

 

結婚式を終え、

 

3、4ヶ月経った時、

 

妊娠していることに気付きました。

 

妊娠検査薬で調べて

 

妊娠が分かった時は不思議な気持ちでした。

 

自分の中に新たな生命が宿っているという

 

神秘的な感情を抱いたのを覚えています。

 

アメリカでは妊娠が分かってもすぐに受診できないので、

 

本当にお腹の中にいるの?

 

と思っていましたが、

 

初回の妊婦健診の時に、

 

エコーでお腹の中に赤ちゃんがいるのを確認できた時は、

 

本当に私のお腹の中に赤ちゃんがいる!

 

私の心臓の音と違う音が聞こえる!

 

すっごく不思議!

 

と感じました。

 

その頃にはつわりも始まっていました。

 

私のつわりは、

 

たまに吐くことはありましたが、

 

ほとんどは気持ち悪くなるくらいだったので、

 

食事を摂ることはできていました。

 

通常の3分の2くらいしか食べられませんでしたが、

 

アメリカに来てから食べる量も増えていたので

 

一般女性の1食分は

 

しっかりと食べられていたと思います。

 

特にこの時期は酸っぱいものを好んで摂っていました。

 

例えば

 

炭酸水にレモンを絞って飲んだり、

 

すっぱい味の「ぷっちょ」や

 

「レモンスカッシュ」の飴を買って食べたりしていました。

 

それと同時に病院から吐き気止めを、

 

わり用に薬を出してもらっていました。

 

薬をずっと飲んでいました。

 

妊娠の途中で効き目を感じられなくなり、

 

もう少し強いつわり用の薬に変更してもらったりもしました。