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CASE40−3 逆子を直す方法

予定帝王切開となった理由は逆子です。

 

妊娠中期から指摘されていましたが、

 

赤ちゃんの体重が軽く発育不全気味だったことの方が気がかりで、

 

エコーの度に

 

「Breech Babyだけど気にしなくていいよ」

 

と言われて信じきっていました。

 

具体的な帝王切開に向けたプランが提示されたのは

 

30週を超えたあたりです。

 

逆子である影響が急に現実味を帯びて驚きました。

 

提示されたのは

 

①鍼灸、

 

②外回転術、

 

③帝王切開といったプランで、

 

私はすべての施術を受けてみることにしました。

 

鍼灸は初めての施術で緊張しましたが痛みは無く、

 

逆子矯正で保険適用になり助かりました。

 

逆に外回転術は、

 

まるで関節を逆に曲げられるかのような痛みに耐えられず

 

5分程でギブアップしてしまいました。

 

逆子体操は特に効果が明示されていないそうですが、

 

気休め程度で行っていました。

 

 

私は鍼灸も外回転術も受けましたが

 

逆子が治らなかったため、

 

最終的に予定帝王切開となりました。

 

初めての手術が不安で、

 

帝王切開の流れや術後の経過などを毎日調べていました。

 

でも自分でできることは何もなく、

 

結局あまり腹をくくれないまま出産に臨んだように感じます。

 

日本のように病院へ前日入りするわけでなく、

 

当日の午前中に病院へ行き3時間後に分娩という身軽さも、

 

覚悟を決められなかったことに拍車をかけた気がします。

 

帝王切開の具体的な日程は、

 

鍼灸院の結果を産婦人科の主治医と共有した際に、

 

週数と医師の予定を鑑みて39週0日と決められました。

 

執刀医は主治医ではなく、

 

Stanford病院で外回転術を施術した医師となりました。