予定帝王切開となった理由は逆子です。
妊娠中期から指摘されていましたが、
赤ちゃんの体重が軽く発育不全気味だったことの方が気がかりで、
エコーの度に
「Breech Babyだけど気にしなくていいよ」
と言われて信じきっていました。
具体的な帝王切開に向けたプランが提示されたのは
30週を超えたあたりです。
逆子である影響が急に現実味を帯びて驚きました。
提示されたのは
①鍼灸、
②外回転術、
③帝王切開といったプランで、
私はすべての施術を受けてみることにしました。
鍼灸は初めての施術で緊張しましたが痛みは無く、
逆子矯正で保険適用になり助かりました。
逆に外回転術は、
まるで関節を逆に曲げられるかのような痛みに耐えられず
5分程でギブアップしてしまいました。
逆子体操は特に効果が明示されていないそうですが、
気休め程度で行っていました。

私は鍼灸も外回転術も受けましたが
逆子が治らなかったため、
最終的に予定帝王切開となりました。
初めての手術が不安で、
帝王切開の流れや術後の経過などを毎日調べていました。
でも自分でできることは何もなく、
結局あまり腹をくくれないまま出産に臨んだように感じます。
日本のように病院へ前日入りするわけでなく、
当日の午前中に病院へ行き3時間後に分娩という身軽さも、
覚悟を決められなかったことに拍車をかけた気がします。
帝王切開の具体的な日程は、
鍼灸院の結果を産婦人科の主治医と共有した際に、
週数と医師の予定を鑑みて39週0日と決められました。
執刀医は主治医ではなく、
Stanford病院で外回転術を施術した医師となりました。